北京オリンピックでブラジルとアメリカとの柳本ジャパン戦を見て思ったのは、彼女たちが日本より格上のチームである以上に、敵を過小評価せず、敵にプレイをさせない戦略をきっちりねって、それを実践してきたことでした。
柳本ジャパンが、世界の高さや強さに対抗するために速攻に磨きをかけてきたのは誤りじゃないと思う。でも、そのベースとなるサーブ・レシーブを崩されたら、何もできなかった。その要所をきっちりついてきたのが、アメリカでありブラジル代表だったと思います。今、その両者が決勝で激突。どんな面白い試合になるのか?!
そんなブラジル代表監督が、アンドレア・ゾルジのブログで、たぶん大会前にインタビューに応じていて、それによると、現実とはちょっと異なることも...
「金メダルを狙える好調なチームはたくさんいると思うし、予想は難しい。先ずイタリア、ロシア、セルビア。背後にカザフスタン、セルビア、そして中国、アメリカ、キューバと日本。ワールドグランプリで凄いプレイをしたと思わないね。カウンターや守備で多くのミスを犯していたし、レシーブもそんなによくなかったよ」
監督にとっては、色んな選手を起用することが重要だったそうです。でも十分強かったけど。「例えばイタリアは好選手のGioliとDel Coreを欠いていたし、アメリカではWilloughbyが。それについて考慮したんだ。五輪は最も大事なトーナメント?-ワールドカップの後に、ワールドグランプリ、パンアメリカン、オリンピックは、我々にとりとても重要だね」と。サッカー同様に、やはりワールドカップが一番?
「バレーを始めたのは11歳。バスケットもやっていて、1つを選ばなければいけなかったのでより好きな方を選択。現在どこに住んでいるの?-たくさん。昨年はスペインでプレイしてたし、今季はイタリア(Pesaro)にプレイに戻るわ」
何処の国でのプレイが好きだったかと問われて、「ブラジルに似ているスペインがとても良かった。暖かくて、人々がブラジル人に似ているし。日本でも人々にとても歓迎されたわ。だからこの2カ国と言えるわね」と、好きな食事は刺身やすしなどの日本食だそうです。
五輪優勝候補の重圧については、多くのプレッシャーを感じてると言っています。優勝候補の中にいるし、ブラジルでプレイしている時と同じで人々が凄く期待するからだそうです。
ブラジル・バレーボール選手の彼氏について聞かれると、「Murilo(代表アタッカー)。会うのがとても難しい。彼がイタリアでプレイしていて、昨季私がスペインにいたから。今季は同じ国にいるけど難しいでしょうね。リーグ戦の試合がたくさんあって。チャンピオンズ戦もあるし。でも私たちはこの件に慣れているし、プロとしての一部と理解しているし、冷静よ」と応え、24歳なので子供を持つことはどうなるかわからないと。
ブラジル監督については、多くを学び、優秀な監督と称賛。「22歳でひざの手術から復帰をし、凄く助けられたの。そのおかげでとても成長できたと思う。五輪でプレイしなかったのは、ひざの問題があったからよ。五輪参加は全てのアスリートの夢。家族から遠く離れたり、ひざの問題を持ったり色んな事が。最近のドーピング問題(2007年)は自分にとってまったく予想していなかったわ。でも今はこれらを乗り越え、素晴らしいオリンピックに入れて幸せよ」
オリンピックでの優勝がない重圧について、「最近のワールドカップ、世界選手権で好プレイをしてきたけど、不運にも一位獲得に成功せず。理由はわからない。何かが足りないんだと思う」と、何か男子サッカーの様。
一方で、対戦するアメリカ代表アタッカーのハ二―フ選手は、「ここ4年のアメリカの目標は常に五輪。金メダル獲得にアテネで成功できなかったから」と語っていて、両者にとり負けられない試合に。でも、アメリカ代表は朗平監督なので、北京の観客はアメリカをより応援しそうですね。



開幕以前から盛り上がっていた北京オリンピックですが、終わってしまえば、その熱も急速に冷めてしまうんでしょうね。
だけど、特に北島選手の2冠とソフトボールの金メダルはずっと忘れないように思います