北京オリンピック男子バレーの最終予選が終わって、期待通り植田ジャパンとイタリア男子代表が出場権を獲得したことに喜んでいます。かなりハードは戦いでしたが、すぐ次に男子バレー代表にはワールドリーグ戦が、その後女子代表はワールドグランプリの戦いが待ち受けています。
報道されている植田監督の発言によれば、このワールドリーグには、深沢選手や清水選手を加えて若手中心で臨むとか。確かに実践での経験を積まないと、若い選手は特に北京までリズム感が得られない状態に。また足首に重大問題を抱えている山本選手や、主将荻野選手には休んでもらわないと、北京に到達した途端に起用できないくなるリスクもありますから、最終予選で負ったフィジカル問題のケアを直すことに専念していただきましょう。
それにしても、最終日にオーストラリア男子代表がイランに敗れるとは思いもしませんでした。イタリア代表の負け如何では、彼らにもわずかながら北京へ行ける可能性が残されていたからです。でも、やはり集中力が切れてしまったんでしょうか?
オーストラリア代表Borgeaud監督は、トーナメントでの最終結果にアジア王者として失望を感じたようです。ヨーロッパ王者のスペイン男子代表が北京へ行けないのと同じ結果になりましたね。
-「自分はこの試合で、アルジェリア戦を終えた若い選手たちでスタートしようと決めていんたんだ。でも彼らは今日、同じ調子を維持することが出来なかったね。実際、選手たちはテクニック的に、メンタル的に下降を感じ、少し威圧されていたんだ。でも、第3セットの彼らのプレイ方法を誇りに思うし、戦う事が出来ていたけど十分じゃなかったね」
-「オーストラリアの全体的なパフォーマンス?-我々はこのトーナメントを、タイ戦とアルゼンチン戦の勝利で好スタートをしたんだ。だが、他の試合ではそのようなパフォーマンスがやれず。最終的にオーストラリアは十分じゃなかったし、向上が必要だね。単にそういうことだ」
オーストラリア代表では、若く身長の高いCarroll選手は、やはり驚異。でも、経験不足による、集中力を維持するメンタル力に欠けていた気がします。彼がさらに経験を積んできたら、日本のブロックも簡単には止められないと思う。このような連戦が、しかも外国で行われる時に、テクニック以上にメンタル面が重要だと思うんです。
これは、今までしばしばホームで戦ってきた植田ジャパンにさえ言えること。確かに、今回の大会で日本のディフェンス力の向上は、格段に今までより向上していましたが、それも粘り強く食い下がるメンタル面と、ベースのフィジカル力あってこそだと思う。後は、若い選手がベテランをリザーブに追いやるような、活躍が表れてくれば、北京でも活躍が期待されますね。
イタリア男子代表はミラノに戻り、火曜にはワールドリーグの戦いに向けてキューバへ旅立ちます。こちらもフィジカル的に疲労を抱えながらの、大移動(東京-ミラノ-キューバ)がきつそうですね。でもイタリア男子代表監督は、北京まで戦いが続くことに利点を考えているようです。また、オリンピックの為にチームの改革もあり得ると選手に警告。気が抜けませんね。こんなに忙しくて、世界中を飛び回っていたら、代表を辞退する選手が出てくるのも、理解できます。
このトーナメントでの最終結果は、キューバ10pt、中国8pt、イタリア6pt、オランダ4pt、ドイツ2pt、セルビア0ptでした。
イタリア女子代表は、ワールドグランプリの柳本ジャンパンのライバルですが、その前にクールマイヨールで水曜から日曜まで”バッレダオスタ杯”に挑みます。参加するのは、フランスとドイツとロシア女子代表チーム。
しかし、オリンピック最終予選に回ったチームは自業自得とはいえ、夏の暑い北京オリンピック前に更にワールドリーグ戦とか、ワールドグランプリとかあるのって、日程がハード過ぎやしませんか?
選手の体調管理が心配...


